焦燥はやがて怠惰の末 変わり者のステージを 明明と照らす しゃがみ込んだ線の上 続く航路の果て 枯れた果てた景色の 白白しい朝がきた 陽性の化学変化を経て 混じり合った僕等は デスペラードの群れ しゃがみ込んだ線の上 続く航路の果て 君に書いた便と線 さよならを残した 愛燦燦と両手に風を纏った僕らは 奇跡なんて無くていい 記憶にないくらいがいい 君にまた幸せあれ しゃがみ込んだ線の上 続く航路の果て 繋ぐ点と線の縁 今更退路なんて無いなら 「これで最後なんだね」 「いつか会える時まで」 吸い切れず吐く紫煙で 目の前が滲んだ 拝啓、 僕等両手を高く翳して今日から 奇跡なんて無くていい 片道分でちょうどいい さよならを遺して 愛燦燦と両手に風を纏った僕等は 奇跡なんて無くていい 記憶にないくらいがいい 君にまた幸せあれ 奇跡なんて無くていい