“もう少しここにいて”泣き 顔の少女が 夕暮れの空を指した 黄色と青の風船が距離を広げていく わたしがヒーローだったら... ちっぽけなピエロなんかじゃなく 空を自由に飛び回れたら 笑顔がみれたかな 薄暗い公園で ひとりきり遊んでいる 少年が石を投げた 子猫をかばった親猫が血を流した わたしのこの大きな口で 彼の悲しみ全部飲み込めたら いつの間にか幸せな大人に 少年はなれるかな 何もできず ただ笑った 言葉のない 道化師の夢 わたしがヒーローだったら... ちっぽけなピエロなんかじゃなく 空を自由に飛び回れたら la la la... わたしのこの大きな口で 彼の悲しみ全部飲み込めたら いつの間にか幸せな大人に 少年はなれるかな