憂鬱なこんな日にあなたはいない 灯をともし仰ぐ空は低い天井 無意識に並べている文字のかたちが わたしより少しだけ悲しくみえる 簡単にその言葉は 誰かの目へ届けられても 簡単には云えない 「今私は武器を持っています」 いたずらに涙を流して 叶うような願い事ならば... 大声で助けを求めて 埋まるような空虚ならば... 憂鬱なこんな日にあなたは横で 知らん顔、冷たい目、優しい台詞 持ち出した有名な誰かの言葉 それさえも私より虚しくみえる だから、 もう知らないと吐き出したら 淋しくなった 簡単には云えない そうでないと崩れてしまう うずくまり、すべて遮断して 聞こえぬほど、夜は甘くない この武器を使うときが来た 誰もいないベッドの中 いたずらに涙を流して 叶うような願い事ならば... 大声で助けを求めて 埋まるような空虚ならば...