暗い海沈むように 曖昧に見える光 ゆっくりと背中をつける 始まった終わり どこかで生まれた魔物が 私を違う方へと導いていく 手を伸ばせばきっと 時をとめるために 傷付く事求めてしまう でも消えたくない 死ぬときに聴きたい曲 昔から決めていたけど 本当に歌が聴こえたら 苦しさに泣いた 消せない思いと襲う衝動に ひとりでいると負けそうになる 白む空を超えて 今日も息を吸って わずかでもいい 感じる事はやめないでいよう 海の底から見上げる水面は 遠くて厚い扉のようで... 手を伸ばせばきっと 何も掴めない ただ静かに波が私を空へ打ち上げる 白む空を超えて 今日も息を吸って わずかだけど 感じる事はやめないでいたい