背信のつもりない分 余計に深く入り込んだ 才人のような恰好は 私には合わなくて 隙間が目立ってた 邁進する態度だけ見せ二枚舌が動き 本心の言葉か自分で 分からなくなって 確かなのは負の印だけ 変わらないから 目線が変わる 消せない証だ 礼賛だけ重ね紡いでも 散漫だからいつまでも不断 曖昧態度だってデフォルト 私は常に二律背反だもの 信頼を切り取って 踊る/踊らす 手の上で 一切を捨て去る心構えもなく 泡沫的肯定切り崩してそろそろ限界 もうアブノーマルの烙印 見えてる私は常識に入れない 愛情も渇望も過去の物 スタンダードの反発も無抵抗 ようやく巡ってきた解放 虚しいだけで私 圏外 背信した物達は 二度と手に取れなくなった 才人のような態度は いつまでも続かなくて 全部投げ出した 憧れてた日々も安楽も 全て投げ出す衝動さえも 半端に抱えて私は誰? 何もかもがいなくなっただけ 嘘じゃない ただふたつともあるだけ 捨てきれないで 変わらないから 安心してる 浅ましい心だ 礼賛だけ重ね紡いでも 散漫だからいつまでも不断 曖昧態度だってデフォルト 私は常に二律背反だもの もし選べてたら いなくなっていたら 少しは同情されていたのかな 恋慕と栄光手に取るまだ記憶にいる 集団 きっと痛いから いつまでも垂れ下がる ロープの輪に縊らず 私に次はないと 強く激しく押されたこのスティグマ 負い目はない 私も押してるんだからそれが事実だ ずっと耳目集めひっくり返して ひとり消えてく 言葉信じられず私の価値なにもかも 失せる 今日も印なぞり進退除けた場所で 繰り返す 反省のふりと諦めと自嘲と 少しばかりの後悔 礼賛だけ重ね紡いでも 散漫だからいつまでも不断 曖昧態度だってデフォルト 私は常に二律背反だもの 信頼を切り取って 踊る/踊らす 手の上で 一切を捨て去る心構えもなく
