下された運命に抗えよ 僕らだけの航海だ 背は見るな 未だ 霞む記憶の幸福を 抱きしめてる場合じゃないだろ 白羽の矢がとうに 誰かに折られていたことも 鏃が向いていたことも その前に羽根が散っていたことも いずれも僕は望んでいない 何にも僕で選んでいない はじめよう そして 終わらせよう 何度目だって ここで散れ 与えられた天命に 逆らえよ 僕らだけの後悔が 糧になっていく 未だ 見ぬ未来に嘆く間も 渡されていないことに気づいて この旅をいくら繰り返そうが 必ず同じ道を進むだろう それが弱さなららしさだ もう思い残すことは無い 雲を切る 天の光 終わりを告げる快報か ここは地獄の何丁目だ 茜色の光芒が照らす影 今更僕は悩んでない 明日がこないとて悔やんでない でも悪かった ここでさよならだ 君はいつか綺麗に咲け 差し出された手を取れたら それはそれで正解になったと思う ただ己の身より大切な 守るべきものがあったから 僕の不幸で 誰かが得をするならそれがいいだろ 全てを救えるなんて 思ってない 間違ってると言われようが 邪魔はさせない この道しか選ばない 差し出したその手をしまってよ 下された運命に抗えよ 僕らだけの航海だ 与えられた天命に 逆らえよ 僕らだけの後悔が 糧になっていく 未だ 見ぬ未来に嘆く間も 渡されていないことに気づいて この旅をいくら繰り返そうが 必ず同じ道を進むだろう それがらしさなら強さだ もう思い残すことは無い