吐いて吸った息は どうしようもなく情けなくて 対峙する己を 迎え撃ったってどうせ 身を引いたってどうせ 同じでしょう 昨日までの自分と スローモーションの世界で 息をしていた 変わらないで、変われないで いることに気付けなかったの 不甲斐ないね 穴だらけの この自分を埋めてやれるのは誰だ 塞いでいた耳に飛び交うのは 言葉ではなく 腐ってしまっている 幼い頃にはあった夢、 希望やらの惨状 壊れてしまった "綺麗なままの方が"なんてさ 限りある世界で息をしていた 叶わないね、叶えられないことに 気付けなかったの 讃えないで 夢ばかりみては 何ひとつ変えられなかった今を スローモーションの世界で 息をしていた 愁いも汚い感情も全て 飲み干してしまえたなら 不甲斐ないね 穴だらけの この自分を埋めてやれるのは誰だ