ぼんやりと浮かぶ記憶には 無邪気な声だけ残ってる 足跡だけでも辿れたら 取り戻す事ができるかな 何回叫んでみても今を 変えることはできないままだろう 証明さえできたらいいのに 残り僅かな希望も消えてゆく 孤独を飲み干せる何かが欲しい たとえ一瞬だけでも構わない 感傷的になっても虚しくなるだけ 期待の仕方さえ忘れていた 目覚める時を待ち続けて 時の流れに逆らってた 誰かの叫びも掻き消されて 居場所さえも分からなくなって 時が止まった場所に戻って 救われるのならまだ信じていたい 夜が明けない時間は長くて 失望にも慣れてしまっている 無理矢理答えを引き摺り 出してみたって 心の奥の方は濁ったまま 何回叫んでも諦めずに 声を枯らして今を生きれたら そっと現れるたった一つの答えが 鮮明な世界を作ってくれる 広がってく新たな世界