ノストラダムス

歌詞

いよいよ本日24時 僕らに告げられたタイムリミット あれから世界は 壊れてしまったようだ 法を犯す者 泣き崩れる者 お先に失礼とかぬかす者 うだるような夏にのまれて 僕はというとただ君のことだけを 考えてたんだ いつも通りの箱に揺られていく 視線は窓の外を滑る ここは いつも通りを最後まで願うだけの そんな烏合の衆の衆 イヤホンから流れ出した声 「いや、 本当のことだからね?」って 現実味なんてかけらもありゃしない な タイムマシンの発明家とか 支持率100%の大統領だとか そんな人生ならば こんな気持ちにならなかったのか? 炎天下、蝉と人のホワイトノイズ 混沌の街を縫ってひたすら走ってく 君の姿さえかき 消されてしまいそうで うざったいな ドアを開け 飛び込んできたのは 呑気な君の横顔ととろけたバニラ 7の月が終わる 暁に溶けだしていくMidnight 昨日も今日もさほど変わりはしない そんなのがふらふらと続くんだと 「そんなものさ」 と言い聞かせていた 22:30 阿鼻叫喚 大混乱 むせ返るようなサイレンの不協和音 そよ風吹かす君の隣で僕に降る雨は まるで炭酸の抜けた サイダーのように じっとりした甘ったるさだけを 残した いつの日かの記憶 掌から水が漏る 掬えやしない 救えやしない なんでこんなアイロニー 目を覚ますよ最後に 今になって気づいたって 今になって叫んだって もう遅いだろう? 綺麗事がこんなにも 綺麗に見えたって もっと伝えて分かち合いたかった 照れくさくって言えなかった 言葉の欠片 溢れだして 溺れそうだよ 時は 残酷だ 泣きじゃくる僕を見て君はただ 全てを包み込む笑顔をたたえ どうか どうか どうか 明日までこのまま