青天井の真下 たわいない会話 笑顔の裏に 朝靄が広がって 手探りで今日も 水面に手が触れる度に 暗くなる旅路 何番煎じだろうか こんなシナリオ 散々なことばっかで 格好なんてつかないよ 見えなくなる正解 抜け出せそうかい? 答えは曖昧 あぁ、ちっぽけだな ビルの窓にキラリ 光、夢模様 鬱陶しくて目をそらしうつむいた 「ほら、顔を上げて」 と見透かしたような 人知れず強く咲いた小さな花 あの空へ 手を伸ばそう あの空の 向こう側へ 今日もまただめだった 吐息が空に溶けて それでもきゅっと結び直すさ ハロー、太陽 待っててくれよ 掴みたいよ 快晴の夢を 潮の香に轟いた 龍の息吹 高く翔ぼう 夏が心地よく吹き抜けた ひとつページめくっても 見慣れた雲が流れてく 泥だらけのスニーカーの奥に 一粒の何かを見失う ふと振り返ってみれば 青い日々は遥か小さく 確かに ここまで泳いできた さぁ、次のドアを開けようか あの空へ 手を伸ばそう あの空の 向こう側へ 今日もまた一歩先へ 鳥のように軽やかに もう迷わない そうさ、まだやれる! 沈む 夕焼けに問う 明日はどんなステージだろう? ほら もっと もっと もっと 高い場所へ行けるさ 立ち止まりそうにもなるよ 曇り空で行く先も見えず 伸ばした指の間に 水のように 笑って影がすり抜けてく それでも僕なりにもがいてるんだ 言葉の矢を背に戦ってんだ 空の中 海の中 僕はただ どうしようもなく探した