とおくに 明かりが まわり おいてゆけ 季節を 引きとめたままでいる わたしたちを みじかく なるほど 夜は うごきだす ベランダ なぞって さそう きづくのは うずまく あつい息 街が ページをこえた まわりつづけ いまは うかされた目 すべてをみてる まわりつづけ やまぬ あたまは そのまま きみをつくりかえる かわいた 明かりが まわり 冴えていく いくつも 通りすぎたねむりに すりへらす月だ まわりつづけ いまは うかされた目 すべてをみてる まわりつづけ やまぬ あたまは そのまま きみをつくりかえる