ありきたりな 日々は枯れて 胸の内は ひび割れていたままだ 愛していた 君には冷めて 残ったものは ゴミのようだ 崩した意思はもう破いていた きっとこんな僕は 最低だ 切り裂かれたその傷が 痛みを生んで深く根を張ると このまま どこまでも行けたんだ いつの日も同じだったはずが 痛い記憶をなぞるようなんだ 踏み外したのは僕の方さ 使わないのに捨てられないんだ 足元に積もり歩くことすら ままならなくなっていた 子供の頃を思い返してた 描いてた日々はこんな筈じゃない できるはずないと決めつけてたから 甘えすぎていた 君と別れて 腕の隙間 色褪せてゆくだけだ 孤独な時を あえて求めて 踊った脚は 重りのようだ 記した嘘はもう尽きていた ずっと狭い部屋で足掻いていた 息絶えたかに見えた僕は 深く澄んで描く幻想の ままだった 不器用な君を真似た いつだってそうしてきたから 期待しないのはあの日のままさ 血まみれた今に救いはあると 疑える日々に意味は無いから 繋いで縋った君の歌すら 記憶に無くなっていた 残してく今を履き違えぬよう 選んでく僕はこんな姿で もがいてく君が離れてしまいそうで 失うこと それが 再会の音なら 今こそ その音が 最大を鳴らす号砲と 気づいて 突き立てた刃でついた傷は 次第に癒えて下す采配と このまま どこまでも行けるんだ いつまでも繰り返していくさ 決意は硬く鎧を打ち立てて 拒んでく今を繰り返しても 望んでた日々はこんな筈じゃない 無くした明日を僕に返してよ 確実と共に貴方の待つ方へ