さよなら、桜

歌詞

春の風に舞う花びらが 君と僕の肩に落ちた 躊躇う僕らの背中を そっと押してくれた気がした 君がいつもくれた笑顔は 僕の心のフォルダーに 焼き付けたよ 剥がれ落ちないほど強く さよなら愛しい君よ これが僕らの運命だとしても 君の影を誰よりもずっと探してるよ 届かないくらい遠く たとえば君の記憶から 僕がもう消えていたとしても 君の笑顔を 僕は忘れないよ 桜舞う季節に君は去っていく 君が好きだったあの映画の 終わりに少し似てる気がした それを 君に伝えることはできなかった 今にも泣きそうだから その手を掴もうとしても 振り解いて離れてゆく あの桜の花びらのように 跡形もないくらいに 他の誰かで塗り潰そうとしても 剥がれ落ちて君が顔を出して 僕にそっと笑いかけるだろう 時には堪らないくらいに 寂しくなることもあるだろうけど 君の温もりを確かに覚えてるよ 僕の想いは桜と共に散ってゆく 君の笑顔も泣き顔も 怒った顔も好きだった 君の顔も見れないくらい強く さよなら愛しい君よ これが僕らの運命だとしても みっともないくらい 誰よりもずっと愛してたよ 戸惑うほど強く たとえば君の心に 僕がもういらないとしても 無邪気な横顔僕は忘れないよ この恋は春風に乗って 桜舞う季節に君は去っていく