雨を待つ胸が苦しいのだ 神様がつけたこの手では 無くしたものに触れるのも 描くのに靄がかかることも 今になっては過去のことだ早く 忘れて 水無月の梅雨寒の頃リフレインして 顔すらもう朧げでさ それだけなんだ なのに何で声だけ鮮明に残ってる 他人より何が恵まれてるんだ あなたの優しさに気づけなくて 謝れないまま 雨を待つ胸が苦しいから 君の手を描く描く 雨の音淡く弾けてく 藍の街青く染まれ 苦し紛れ描いた嘘で今を生きてる このメロディーなんて 僕のものじゃないのに 貫いてた独りよがり気が付けばただ なんてことのない不出来な 人に落ちぶれ 僕より君になりたかったんだ 言葉の意味がわからなかったんだ 苛立つ僕さえも 他人より何が恵まれてるんだ あなたの優しさに気づけなくて 泣き叫んでるまま 雨を待つ胸が苦しいから 君の手を描く描く 雨の音淡く弾けてく 藍の街青く染まれ