月を見てた朝焼けが 僕を照らしてしまう前に 星の粒を数えては 親指でまた隠れてゆく 月の上歩いてみたいと 誰の顔も見たくはないと そんな夢ばかりを追いかけていると 余花に吹く風 嫌になってしまうと 君が云うから 僕も拘っているよ 何もかも無くなってしまったとて 君の声だけ 妙に残っているよ 生きてるだけで苦しいのに これ以上僕に何を望む 知らないことばかりだったあの日 僕が生きる意味を知ったあの日 また見失っては足が竦む 何も知らないあの日々に帰る それすらできないこの愚図でも まだ歌える歌える歌える 余花に吹く風 嫌になってしまうと 君が云うから 僕も拘っているよ 何もかも無くなってしまったとて 君の声だけ 妙に残っているよ