今日も夢を見て 明日を迎えるの だけど起きたらもう 想い出せない 部屋の片隅で せめて見させてと 想い焦がれ眠り 閉じこもる 僕の望む世界で 出来ないことはないのさ このまま 終えられたならいいのに 覚めた今を嫌い 夢を追う 明ける空の色月は 変わり続けるの 混ざりあい 昼も夜も夢みたい ちらばる雫を 掬いあげてみて 手にするは まだおぼつかない朝だ 剥がれ落ちる日々 せめて名前をと じゃなきゃ縋ることも 出来ないから 僕のための想い出なら 光るには十分過ぎる そんなもの蓄えてるんだ ならばこの世界も 出来ないことは ないと想う あかくはれる夢を魅て 酸いも甘いも全部 飲み込んで 無茶なんてしてみたり のばす影を踏み 紛らわせてみて たしかな灯 揺らし近づく夕に 大切にして 腐らせる なんてことはしないで 今日も夢を見て 明日を迎えるの だけど次こそは もう 消えない夜を待ち想い 昼に夢を魅る 眠れない日は羊を数えて 果てるまで眠ろう 迎えに行かなくちゃ そろそろ羊も眠る頃だ 朝も夕も越え 何度もおやすみと おはようと 繰り返しではないの 一期は夢 ただ喰らいつけ いつまでも