僕の魂を抜いた メロディーは今もまだ 腐らずにここに光ってる 故にこの先歌うは 憧れた歌にさよならする 僕のメロディー こんな歌がなくても 世界は平気で 夢の中微かに 風吹くくらいだ それでも歌うのは 夢から覚めて 鼻歌混じりの今日 心地よくて 音に落ちたあなたは 幸せになってね じゃないと 僕が報われないと思うから この言葉ひとつ どれほどの価値か 決めてよ 0はいくつかな こんな僕がいなくても 世界は今日も廻って 奏でられていく 刻まれていく 名前も顔も声も 忘れられても ふわり 纏って 風が吹いた すべて晒して 残るのはこれか 書き殴る僕よ 震わせてよ 痛みを燃やして 憂いも癒やして 生き急ぐ僕よ 笑ってくれよ こんな世界じゃないとさ 歌はなく 嫌いだ あぁ 僕はなんて 幸せだ こんな世界の中で 見つけた歌を どこまでも愛して どうか心を動かして生きて その鼓動を僕にまた聴かせて めんどくさいことは後回しで 今日もはしゃごうか 一縷の隙間に沢山詰めて きっと惹かれ合う僕らだから 明日を見失ったら その時はこの歌を聴いてよ