揺れ動く鼓動ふたつ 僕らはなれなくて 夜空にとらわれて 輪郭をなぞってた 緩く結んだ約束は今も 解けないようにぎゅっと 光った夜に僕ら惹かれ合う ぱっと眩しくて瞼に残す 消えちゃうことくらい 分かってるけど それでも今ふたりは星を飲む 夜から抜け出してさ 影すらも蹴り飛ばして いつだって必死に生きた そんな僕らなら くだらない事で溢れさせて 息もできないくらいとびきりの 揺れ動く鼓動止まる日まで 月には言わないで 僕らの中にある 世界じゃもう消えない ふたりだけの空に 光浮かべ いつまでも続いてと願う この先もずっと 生まれてはじめての今に しがみついたこの世界は 間違いなんてないからさ 今日を灯して 瞬きする度に刻まれて 僕ら瞳の中に相映す ふたつの鼓動が重なり合う ゆらゆら揺れて溶けた 恋すらもうくだらない 愛でももう敵わない ふたりは語り明かす ひとつの夜を詠む 灯り