その花を摘む

歌詞

またねのないものならば ひとつずつは優しくて すれちがうことを求める あの時見た空の色 聴こえる駆け抜けた音 もう一度は二度となくて なぞって すべてははじめましてと さよならが絡まりあい 今日の僕らは何に出会う 好きも嫌いもあるけど 優しさに変わりはなく それなら世界はきっと まだこの先あと何回の はじめましてとさよなら 泣く泣く手を振る僕ら 喜び手を振るのなら それはありがとうか まさか慌てて追い出したのか 人見知りの朝を迎えて 手を取る頃お別れ なんて辛いだけ 僕らはまた今日を生きた 廻り廻るすれちがいを 待ち合わせは出来ないけど 遠い場所で会えたなら 迷うたびに道は増え 行き止まりは抜け道を それもまたひとつ答えと どこに行こうとはじめまして たまに出会うひさしぶり 思い出はキリなく いつも今が1番 輝いていると気づくのは なにもかも思い出となって 奇跡のような日々はまた 甘い痛みといつまでも 胸の奥で飛び跳ねて とめどなく流れていく 溺れないように掴んでよ あなただけの望む明日 さぁここからここまでの 今日しかない世界は何をしよう ありったけの幸せと どんな僕らでいても今はあるの 変わる代わる立ち止まれないよ 歩き方は上手くないけど 遠い場所へ行けたなら 途方に暮れても待ってくれない 今眠ったらもう起きられない 運良く今日生きるのは僕だ 明日はどの僕だろう 生まれる前のことは知らない 消えたあとのこともどうだっていい 僕が触れられるのは 今日咲いて 明日に枯れる 花だけなんだ いつか花束に 僕らはまた今日を生きた 瞬く世界その芽に涙 浮かべたまま遊び疲れ 眠り巡る明日へと 風を結えば 揺れる心に 茜ゆけば 染まる世界に 霧紛えば 探す未来に 続いてる