空高く伸ばした 枝は折れてもう戻らない ちぎるなら今だけどね 迷ってさ 拙い声を 震わせて 淡く願うだけ 触れないのは 優しさだと 違うなんて 分かってるのに ひたすら 言い聞かすのは 傷つくことが 怖いから 折れたまま伸ばした 枝は重くて耐えられず あの空を眺める ことさえできない 語る言葉 ひとつもなく 触れない手は痛く 触れてさえ いれたなら 悔やむことは 出来たのに 忘れたい ほど強く 持て余す さよならは このままでいたい それは叶わない 砕けることも とどまるならば 始めることも 抱きしめることも 触れなきゃいけない この手で 最後まで まだ 消えない 怖さを抱え 変わりゆく 空泳いで 触れるは温かく 手にする未来は