AWA

鈍畳40°C

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  • 2023.08.08
  • 3:10
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歌詞

扇の熱風で溶けた人 投薬みたいな街と 踊って午前中 畳は万丈に犇めいて 笑うから 視線合った電柱 あたし一人路傍を 目、見開いている 目、見開いて遠くに いる 晴天は書架の色 酩酊調の半袖 機械の石仏 頭は宛のない交差点 騒ぐ仏壇の異臭から 外れの帰路までを 幻より淡く 懸命に仰いで 掠れる車輪の 吐息の些か 無い汗を覚える 赤細工 夏になった部屋の際で 食肉虫の羽の音がまだ 弱融合で舞う蓄音機 鈍い炎天下 乾き切った鉄の上で 温度計に喰われた小説 廃材めいて増す解像度 鈍い炎天下 公園の通りを 嗅ぐわって粗大樹 行灯の宣伝 夕暮れの気分で 夏になった部屋の際で 食肉虫の羽の音がまだ 弱融合で舞う蓄音機 鈍い炎天下 乾き切った鉄の上で 温度計に喰われた小説 廃材めいて増す解像度 鈍い炎天下 仮に会った乱丁まで 極彩基の羽の音がまだ 強肉塊で舞う室外機 鈍い夏ん中 裸足切った悦の上で 催奇性に詰まれた小説 音楽めいて飽く40℃ 鈍い夏ん中

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