あなたが 歌をつむいだら はじまる 優しい物語。 あの日を 思い浮かべたら さよなら。いつか、またあおうね。 edelweiss, つぼみは閉じた。 あなたのいのちは褪せて、 思い出だけがはしゃいでる。 膝まで浸かった海で、 あなたの手をとった。 この星に もういない右手を 遠浅の海へ行こう、 もう君が泣かないように。 凪のように混ざり合えたら、 心さえ土に還って...。 ¨頬に雨¨。 ¨ひとり¨。 ¨あまぐも¨。 やさしい世界に焦がれ、 独白はうたにかわって 聴かれずに 風に踊った。 うみのかぜ、やさしいのは、 きみが混ざっているから。