中学校の屋上で、 ばかなぼくら空と話してる セイハロー 音楽室は短調を 校庭は罵声を奏でてるから このまま影になっちゃおう 中学校の屋上で、 消極的に破滅を描いてる セイハロー 音楽室に短冊を、 そいつがハ長調で ゆれている。 そのまま、夜があけた。 なつのおわりの この世が おわる日の せいくらべ 手をつないで、 いつかしたみたいに笑う 風が吹いた、 スカートが鼻腔を 燃やした。 中学校の屋上で、 明けた空で夜明けを 待っている セイハロー 終末画家が筆を折る その音を右耳で 聴いていた。 「このまま、 ばかになっちゃおう・・・?」 「きょうも、おわるね。 かなしいけど、世界は、 きれいだね・・・。」 手をつないで いつかしたみたいに 笑う 君が泣いた 赤い目で ドレミ、うたった。 きみに まけて、 きみが まけて、 ぼくら きえて、 やっと きえて、 (ひとにあわせて、 「変わってる」で売って うけいれられて、 声を合わせて ださい歌うたって、 恥ずかしくなって、 なんかいいなって おもって、) へいわに わらう