はしゃぎあえた事や 君の無茶なわがままも 今では懐かしい思い出だけれど 君と待ち合わせた いつものアーケード街 不意にそう君の姿 さがしてしまうのさ うまくいかなくてヘコむ時も そりゃあったけれど すべてを笑い飛ばせたねあの頃 いくつものめぐる季節(とき)を 僕ら駆け抜けて行った 涙なんて二人には 似合わないはずだから 遠ざかってゆくあの日の 二人にそっと手を振ろう いつまでも そう ずっと 忘れない 僕が知らない街で 僕が知ってる君は 君らしく そう 君らしく 生きているんだろうな あの時言えなかった 言葉も今ならば 素直に伝えられそうな 気がしているのさ 想い出にリボンを かけちゃうような 人生なんてつまんない ありのままを抱きしめ 僕は歩いて行くのさ 夢のように過ぎた日々を 僕は忘れはしないさ 出逢い別れもすべてが 運命だったとしても それぞれの明日(あす)を今 精一杯に生きてゆくんだ まだ見ぬ未来へそっと 手を伸ばそう いくつものめぐる季節(とき)を 僕ら駆け抜けて行った 陽のあたる場所できっと また 笑いあえるさ 遠ざかってゆくあの日の 二人にそっと手を振ろう いつまでも そう ずっと 色あせないさ