少し あと少し 手を伸ばせば ほら 届くかもしれない 君のまごころに 前よりも あの日より 今の君がいい 星がまた一つ 瞬きだす夜 シックなコートに身を包んだ夜の街 息も白いね 真赤なウエスタンブーツの君が かかとを鳴らして来る さざめく街 七色ネオン 君が好きなイタリアンレストラン それとも ムービー・シアター 夜はこれからさ 君の なにげない しぐさのすべてが 息が止まるほど いとおしすぎるのさ 前よりも あの日より 今の君がいい 星数えながら 夜は更けてゆく 「どうしたの?」 って君は僕の顔 まじまじと見てる 見違えた君にガラにもなく 照れているだけさ コートのポケットの中で 君と初めて手をつないだ あのステキな感触を 思い出した sweet honey はずむ その瞳 あのころのままに 君と居るだけで 話は尽きない はしゃいでる 木枯らしに 身を寄せあうように 肩並べ歩く 二人だけの12月 二人だけの12月