網走湖畔の道 月光に照らされ 足音だけが響く 凍てつく夜道 遠くオホーツクの 波音かすかに 孤独な影 闇に溶けてゆく 網走の夜に 心閉ざして 凍える指先で 温める想い 明日はどこへ 私は行くのか この街が知る 答えを探して 天都山の頂 星空広がって 街の灯り 遠く小さく瞬く モヨロ貝塚で 時が止まったまま 風に乗せて 太古の声が届く 凍る大地を 一歩ずつ進む 厳しい寒さに 心も凍えそう でもこの街が 教えてくれた 冬を越える強さ 春を待つ心 網走の夜に 心閉ざして 凍える指先で 温める想い 明日はどこへ 私は行くのか この街が知る 答えを探して 夜が明ける前 静寂に包まれ 新たな一日へ 歩み出す勇気 網走の空に 希望の光が そっと差し込む 朝を待ちながら
