「書くネタってどうやって 探しますか?」 話詰まった先で ふとそんな話題になった 「探してる時点でさ もしも見つかっても それは 書きたいもんじゃないんじゃない の?」 そうしたり顔で答えていた本人も どうにも 思うようにいかず コーヒー飲む 何も書けず数時間 あっという間過ぎ去る "生みの苦しみ"って あれ書けん時間の苦しさ 一行も書けぬ日は一日にあらず 何も浮かばずに 迎えた夕方はナーバス 「J-POPって歌詞の文字 少ないのずるない?」 冷静に考えて 全然ずるくない 気分かえてリラックス 息抜きも気が付くと 意識は"詩が降る"でいっぱいの始末 箇条書きの延長じゃ 予定調和 きっとある 想像にない それ以上が 皿うどんって最強じゃない? 野菜たっぷり食べながら 気分的には 肉食ってるみたいになるし いつか餡を絡める野菜を フライパンの上で炒めていたら 突如 書けんかった先の一行が 閃いた 「寝れん時も 目閉じるだけで 睡眠と同じ効果あるらしいで?」 ほんまかは知らんけど あのアドバイスは優しいね 書けたのは 野菜を炒めていたからじゃなく "書けず" 過ごしたあの 何時間もがあったからだろう