自身愛で満ち足りてる時ほど そのへんにある 愛に気付きやすいもんなんやと 思ってた 余裕のある時ほど 分け与えられるもんなんやと 思ってた いろんなことがうまくいかず ボロボロんなって 入ったコンビニで スナックの袋がきれいに 面出しされてて 店員さんは からあげが 揚がったばかりであることを 一生懸命に伝えていた その人が着てる制服は 全国共通のもので どこにでもある青やけど それが その人が家で服を選ぶよーにして 自分で選んだ青に見え なんてゆーか 愛を感じた 大事なもんを失い 半分になった身体で 空っぽの心で 街を真っ昼間 ふらついて 歩けば 街の方は 何事もなく平然と 上空に 雲一つない 青空をたたえてた 身体 半身 風を感じ 街をさまよう 身体 半身 風を感じながら 街をさまよう 想像するに絶望的な光景は 絶望の中では 希望に見えた