Track by碧海祐人
魂が剥がれていく 哀しみという無為に 紙の擦れる音に 星を添える 遠くの山嶺で 放たれる声が絡まる 違う嘘を笑って また雨降らすのは 触れない君の幽霊? 離れ離れでも良いからさ 少しは憶えて居てよね どんな面影も残らないからさ 美しい夜を憶えて居てよね 囀りに穴が空く 急な噺の終わりに 波の響く岸に 声を載せる 優しさは忘れていく 煙を吐く遊園地 悼む声を枯らす 喉も治る…のだろうか??? 離れ離れでも良いからさ 少しは憶えて居させて どんな面影も残らないけどさ 美しい夜を憶えて居るから