反響

歌詞

どれだけ待機しても まだ洗われないあの日と窓の外 生温い空気だけじゃ息苦しいや 夢と現実を行き交う 烏の大群が嘲笑い 僕はもはや呼吸の意味まで 忘れてしまいそうだった 足音 大袈裟に響く階段 物騒な世界じゃ不正解が まるで病原菌のごとく 抹消を希望されて 袋叩きにあってしまうわ なあ、 あんたは正しいか？って問われて 躊躇なく頷けるあんたに 習いたい道徳は一行もなかったよ。 落ちない汚れはどんどん広がって 今じゃ壁一面さ 透明化できない過日 証明を期待されない果実 裸ん坊のまんまで 踊りたいわけじゃないが 偽らない自分通りじゃ 何処にも居場所が無いってなんだ 僕の声は響いていますか この広大で膨大な地球に 生まれてしまった 代償を支払うように 明日を待つだけじゃ 幸せも不幸せも無味無臭だ 下手くそに笑い泣きたいんだ 着飾ったように孤独の理由を 並べたいわけじゃない ただ、ただ、 歪むことなく真っ直ぐ表現を。 結露でぼやかした視界 結論を出せば後悔が 思考操作し 凡ゆる例外の可能性を映す いやに規則的な痛覚の 所為にしてればいいか？ いや、もういいや、 どうせ跡形もなく燃え、 消える体温だ。 ことこと煮込んだ由来の味は 原型を失くしたが その苦味によって気付かされた 真実もどんなにあったんだ それらしい言葉ばっか 繋げた空っぽで 抽象画なんて 呼べたもんじゃないだろう ‘栄光より成功より人生を’ 僕の声は響いていますか 僕の声は響いていますか この広大で膨大な地球を 選んでしまった 代償を支払うように 明日を待つだけじゃ 幸せも不幸せも無味無臭だ 下手くそに笑い泣きたいんだ 着飾ったように孤独の理由を 並べたいわけじゃない ただ、ただ、 いつか、赦せるように。 どれだけ待機しても まだ洗われないあの日を 太陽が照らして 真っ暗な闇に今 月が覗いた