終止符

歌詞

さらさらと砂が流れ落ちるのを じっと眺めて過ごしても世界は 容赦ない 僕らは不平等で不条理であり 突きつけられる現実から逃れたくて 目を瞑る 何かよりマシでいたかった だけど比べることが痛かった ギラギラと 喧しいランプに急かされて 止まってても息切れした 愛を欲すれば欲するほど ぐちゃぐちゃになってく 心の真ん中は 散らかった部屋で立ち尽くす 僕のようだった どこから手を付ければいいのか 分からないまま朝が来て 焦る鼓動を隠して上手く笑おうと 心を殺した 鏡の中に知らない人がいた ねえ‘ありのまま’で 生きていくことが どうして出来ないんだ 取り繕った平常心じゃ今にも 崩れそうなんだ いっそ投げ捨てたい ただ愛して欲しがって 待っていた 誰かが連れ出してくれるのをずっと でもこの人生は自分のもので どこへ逃げたって変われないと とっくに気付いてるのに 認めたくなかった だって これまでの自分が 全部嘘になるみたいで 不必要なプライドばっか 守るために鎧をかぶって 本当を隠してる 終わりの見えない この環状にピリオドを 動けないままで過ぎ去った 浴びせられた 言葉の所為にしてみたけれど 実際は ただ ただ ただ 期待するのが怖かった 僕だけが特別ではないこと あなただって同じように痛むこと 知らないふりしていれば 今日も可哀想でいれるけど もう嫌なんだ こんな被害者演技は 鳴り止まない あの日の指切りの声 終わり、始まる、 そうして強くなっていけるのならば 今 今 ただ愛して欲しがって 待っていた 誰かが連れ出してくれるのをずっと でもこの人生は自分のもので どこへ逃げたって変われないと とっくに気付いてるから どうにかしたくて 小さな光でもいいからと目を 凝らした 重すぎて持て余したって 諦めきれないこの身体で 出口を探してる 依存し続けた この感情にピリオドを さらさらと砂が流れ落ちるのを じっと眺めて過ごしても世界は 容赦ない 僕らは不平等で不条理であり それでも明日に触れてみたくて手を 伸ばす