時代におくれて 夢を抱えて なりたいものに なれる気がしてた やがて変わりゆく 季節に追われ 枯れる事も知らずに 束の間を 咲き誇り いつか月日はめぐり 別れゆく 友もあり 散りゆく 故も 語り継ぐ願い ただ密やかに 一人静かに 旅立つ 色あせた物語の終わりに せめて風に 淡い思い託して いつか時は過ぎ 夢の形は 意味を無くして 崩れ落ちてゆく あれほどあこがれ 心を焦がし たどり着いた舞台は 変わりゆく 幕の狭間 見る客の 影もなく 去る人も 残る人も いつかは同じ 語り継ぐ願い ただ密やかに 一人静かに 旅立つ 色あせた物語の終わりに せめて風に 淡い思い託して 花の舞い散る 季節の終わりに この身一つを捧げて 時代の狭間に抗う友よ わずかな 炎を継いで 語り継ぐ願い ただ密やかに 一人静かに 旅立つ 色あせた物語の終わりに せめて風に 淡い思い託して