ぼんやり暮らしていたところ 届いた名前のない手紙 見知らぬ土地へ運んでくれる 不思議な色の切符と共に ああ、部屋を飛び出す 滲んだ期待をぶらさげていく ああ、いつか出会った あの娘を思ってにやけてら 言われたとおりに来てみたが 降り立った街はとても静か 人が集まる場所に向かうと 突然パッと視界が開く 光る町は 微熱のように 浮かれきれずに ただ夢を纏うよ 思わずあたりを見渡せば 周りは人に化けた何か 僕のことなど気にしないまま 夢中で何かを眺めている ああ、灯がともる 今宵ばかりは無礼講さ ああ、化けたあの娘が 神輿に担がれ澄ましてらあ ああ、鳩が飛びたつ 浮かれる街に戸惑いながら ああ、化けたあの娘は 驚き尻尾がはみ出てら
