まだ覚えてるかな 拙くも 揺るぎない声を 近付くほど遠く 眩しくて 脚が絡れた 代償にも見えていた "それ"は証だという 酷く痛む今日のせいか 「生きてる」って思えた 届いてくれ 届いてくれ 願えどまだ遠く 君が巡る朝を 今も探してる 届いてくれ 届いてくれ その手を引けるなら 悪魔にもなろう どうか 笑っていて 日陰を往く道の 轍まで汚れてはならない 捧げた残火に 焼べるのは 未だ エゴでも 奪うくらいならば 奪われた方がいい 上手く息が吸えないけど 「正しい」って思えた 届いてくれ 届いてくれ 誰かの為じゃない 咲く場所を見つけた時代の中で 届いてくれ 届いてくれ 君が泣くのなら 「あと少し」を僕等 此処で 「理由」にして 傘をさそう ひとつでいい 同じ傷がいい 進む道はずっと 正しいままで 届いてくれ 届いてくれ その鼓動の色が いつまでも僕の 世界の色だ 届いてくれ 届いてくれ 鮮やかな場所まで 髪を靡かせて 君を連れて往こう