いかないで いかないで 貴方の 言葉の その意味を 想いを 知りたいのです 心模様に染められている 風に吹かれたスカートが揺れた これから大切な人の ところまで帰るのでしょう 汚れた手に目を移して 燃える身体は彷徨うばかり 貴方がくれた花の名が 此処まで歩かせてくれたけど 遠く 冷たい 冬がまた 何度でも貴方を 撃ち抜いていく 絡み付いたままで 何度 言葉を探しても やっと泣けたのに この手の中は ずっと冷たいの でも灯りが 消えてくれないのでしょう 綴る言葉に 空の宛名で それなのにまだ 生きなければいけないなら 私はまだ貴方の夢をみる 私はまた貴方に夢をみる 生き方も記憶も 此処で私の鼓動になる 何もかもが終わりに見えた時 同じ様に笑えるなら 心は迷わずに その声が聞こえる 場所に帰るから 心から痛い 心から苦しい 心から慕っておりました 巡る季節 まだ 貴方が欠けたままで 今年もまたスミレの花が咲く そこに意味を探し続けながら 今は少しだけど わかる気がするの 心模様 言葉を知り 綴る歩き方が 道導に変わっていく 私は 繰り返す 貴方にもらった「愛してる」 へ帰ろう