あぁ、もう死んでしまおうかな。 とっくに限界だよ。 あぁ、もうどうせ変わりはしない。 終わらない焦燥感が、 今日も僕を殺す。 あぁ、もう死んでしまおうかな。 とっくに限界だよ。 ねぇ、もうどうせ会えないし。 縋るように見た夢の中、 あなたを殺す俺がいた。 「明けない夜はない」 といった、 あいつが今日仕事を休んだ。 他人の不幸を唄にしてる、 自分が嫌いだ。 優しく離れたいな。 アルコール、殺してくれ。 今のままじゃどこにも行けない。 気持ちだけで、何もなくて、 ただ音を鳴らす。 金輪際触れられなくて、 あなたの視線を遮断して。 夢の中で殺してくれ。 もう息が詰まって、仕方ないんだ。 あぁ、もう死んでしまおうかな。 宙ぶらりんの体調と、 馬鹿なあいつにもう疲れた。 「あぁ、なんかもういいや。 投げ出してしまえ」って、 口にしてみただけさ、 今更逃げたりはしないよ。 最低な朝の目覚め、 隣の空白が愛おしい。 大失敗、また過ぎった。 あの夏祭りは忘れられますか? 笑う膝を叩いたって、 こんなんじゃ俺はここで歌えない。 またあなたの唄を書いて、 まだ夢の灯を消しきれないなんて。 アルコール、殺してくれ。 今のままじゃ二人じゃいけない。 気持ちだけで何もなくて。 アルコールを飲み干して、 ここで歌え、意味はなくとも。 ただ貴女が、 笑えるならそれでいいや。 エンドロール、その時まで。 ここで歌え意味はなくとも。 アルコール、殺してくれ。 唄ですら笑えなくて。 「間違った人生だった」 情けなく自分守った夜に。 アルコールを飲み干して、 俺は今日もここで歌うよ。