Track by夜散歩娘
織物の街 昔ながらの レンガの壁に 灯が零れて 夜風に舞う 絹のように 記憶が光る 織機通り 渡良瀬川の 水面に映る 有鄰館の レトロな窓 桐生が岳に 雲がたなびき 月が織りなす 銀の絨毯を 広げてる 織物工場 止まった機械が 闇の中でも 糸を紡いで 見えない布に 夢を織り込み 明日の色を 探している 石畳には 足音だけが こだまのように 時を超えては 昭和の風が 吹き抜ける 桐生が岳に 雲がたなびき 月が織りなす 銀の絨毯を 広げてる 織りあがってく 新しい夜に 想いを込めた 糸を通す