あなたの声では 二度と聞くことができなくなった 優しい「好き」が大切すぎて 悲しいよ 気がつくと 呼吸と一緒に 静かにこぼれる あなたの名前は 痛くて 痛くて もう あたしを忘れて 他の誰かと笑っているのかな 少しでも寂しさを感じてほしいのは 我儘なあたしの最後の願いです 今でもこんなに好きだという想いは 傷口になって いつか思い出になるのでしょう もし戻れるなら… なんて何度も繰り返してみるけど きっと同じだよね たどり着けない 二人でしょう 失うのが辛くてずっと 平気なフリして 現実を見たくないよ こわくて こわくて 今 何をしてるのかな? 他の誰かが隣にいるのかな? 一日がからっぽに感じてしまうのは ただ あなたがいないだけ この別れがいつかの未来 あなたの笑顔に変わる それを祈って 今は瞳を閉じてみる もうあたしを忘れて 「好き」って 誰かに笑っているのかな あなたのその優しい声 あたしのものだったよ 我儘なあたしの最後の願いです あなたがずっと 私を忘れないように 思い出でいい それを願って歩いてくよ いつか思い出になるのでしょう