君の作り上げたこの環がいつか 僕らの光になるように 楽観と油断の先の犠牲を胸に 何人もの命が失われようと所詮、 数日嘆くだけだった 深く考えすぎなくても少しの間で 収束すると思っていた 僕らが血眼で 探していたものはいつも 戦い方ではなくて逃げ方だった なにかをキッカケにしなければ 覚悟も対策もしないような お偉いさんの給料だけを 念頭に置いたような 甘っちょろい生き物で構築された 国で呼吸していたことをすっかり 忘れていた 繰り返される宣言のせいで看板は 背中を向けて 僕らの栄養源は 薄暗い場所に監禁されたまま それでもひとつになれることを 教えてもらった 君のおかげで 繋がったこの環がこの先の人と 全てを紡ぎ照らす 君の作り上げたこの環がいつか 僕らの光になるように