湧き上がる押し潰せない憎しみから 決して訪れない笑顔の片鱗を 咲き誇る幸福を 両手を合わせ まぶたを閉じて祈る 願う 行き場をなくし蓄積された憤りの矛 先は 避けられない積み重ねが想像をはる かに超えて 耐えられない悲惨な事象に命の運び がよぎる 告げられた病の名に力は奪われ 挙げかけた拳が凍り 崩れる 訪れた結末に洗脳されて 散り果てて腐りきって枯れ落ちる いつだってこの瞬間まではお前が正 しい 憎しみから決して訪れない笑顔の片 鱗を 咲き誇る幸福を 前を向くことも退くことも継続も決 別も 明日には地獄 2年後には花園 同じ空の下