心に傷を負ったあいつが向こう 側へいってしまわないように あの頃はそんな想いで悪者を 力でねじ伏せていた 何度訂正されても爆発した感情を 抑えられなかったせいで 気付いたら一番の悪者になっていた 何回か下を向いて歩いて帰った 当たり前のように そんな人間の支柱が 図太いわけもなく なにもなかったかのような雰囲気を 沢山つくった 何度も試した 叶うものか お前も お前も お前からも発せられる説教は 全部同じ 「汚い言葉を使うな」 「先に手を出すんじゃない」 分かってる 決して正しくないことは自分が 一番理解している 大人だか教師だか知らない じゃあお前らはあいつらになにを 教えた? なあ 同じように省みる必要性を 果たして説いたのか? 孤立する恐怖 大人は子供以下 そんな全ての想いが叶うものか