ランタン片手に彷徨った 小さな灯りに縋って 暗い夜が育った 痛みには気づかないように 散らかった脳内を塞いだ イヤフォンの子守唄 治らなかった傷痕 隠したまま 歩いた 太陽が昇っただけ 明けない暗闇は 明けないまま 流れ星はどう見える あの日と違う座標から 忘れそうな約束を 思い出すために残した歌 君が好きだった星は 今でも夜空に 出会っては離れていく 歴史をじっと見守るように 光った 生きていく意味って何だった 虚しさがまた襲った 期待しないようにって 大人の振りした心臓が 落ち着きないまま 脈を打つ 独りじゃ怖かった 今 振り返れ 足跡 過去だって 向かえば未来 幾千と見えるだろう 落としたものが 光だ 流れ星が消えていった 望んだと言い聞かせていた 「壊れそうな約束は 交わさないでいい」と祈っていた そのか細い声は いつしか尖っていた 他の誰も知らない 守られた筈の部屋の中 牙を剥いた 果たせないまま 忘れてった 約束たちが この夜空を満たすような 星屑だったなら 果てしなく胸を突き刺す 今日の痛みさえも いつか さんざめく光になるでしょうか 流れ星はまた墜ちる 僕には見えないけれど 愛せるか 君を今 見えなくなった寂しさを 吐く息は白く舞った まだ今も暖かい事 気付けたら ほら君が居た 僅かに強く繋いだ手 君が好きだった歌は 今でも心に 約束を守るように 輝きの色を変えながら ずっと先の夜を照らせるように 響いた