雨天決行

歌詞

言葉は今日も雨みたいに 善も偽善もない大勢を浸している さめざめ泣く人　横目に その手に持った花束　そいつで一層 全部叩き割ってくれ わたしの壊れた頭を 翳しまわる煩憂回路 手に取った適当な手 哀しみに蓋をすることだけが傘 土砂降った視界の全部 悪意で満ちているように思えても 雨に舞う踊り子 頭の奥底が　嫌いで満ちていく時 鏡写しに　胸がざわつくんだ 本当の愛はどんなだって 継いでは接いだ幸福なんか 探している 剝がれかけたままのネイルで ああ　罪悪感が今日も喚いた 悪い夢ってのはいつも忘れた頃 目を醒ましたなら　ほら立って歩け 失くしちゃった透明傘 雨音やさしくないな 些細な不足が積もって さびしくて壊れそうだ 大義のないアイロニー 真綿で締め付けるような言葉で どこが満たされるの わたしの吐く声も 心当たりがあるせいで 何も言えない自分に気付くんだ 言葉は今日も雨みたい 正当ぶったって笑えない 暴走脳内が見てみたい あなた　例外じゃいられない 言葉は今日も雨みたい 正当ぶったって笑えない 暴走脳内が見てみたい 此処に例外は 土砂降った視界の全部 閉ざしてしまえたらなんて願うのに 雨に舞う踊り子 中身のない情報で 壊れた思考を埋めようと 頭の奥で　地獄が叫ぶから 雨が降り止まない理由に気付いた