切れかけのままの照明 読めない物語 返事 書き出せない手紙 先延ばした本能で 問題が 山積み 今日は どうやって呼吸をしたんだっけ 辿れど辿る情報がないようで ずっと 伝えたい言葉が 一つも見つからなくて ねえ 多くは望まないよ 贅沢な怠惰も 愛せない あんな 上手に笑えないよ 失敗が材料の足枷は重い 命を奪うタイマー 観たかった映画 何だっけ 始まらないメロディー 0時を示す時計の針 眠るには決め手がない まだ今日を 終われない ほら 時間感覚がなくなって 世界から隔絶された脳内へ そんな 微睡 横切って 朝を報せる太陽 自分自身で仕掛けた 目覚まし時計が鳴った 自分で確かに望んだ 夜明けの合図が響いた このまま此処にずっと 居ちゃいけない 美しいあの日をまた見たい 僕は僕の命を生きて そうやってまた君に会いたい ねえ 多くは望まないよ 繰り返す怠惰も 愛したい なんて 上手に生きれるかな 失敗が材料の足枷は重い 命を刻むタイマー