あなたがいつか 忘れるすべての呪いが 心臓を喰ってしまわぬように たとえばそれが光にならなくとも 良いと思えた、どうか届いてくれ 彗星の降る街でいまだに観測を 続けている すでに姿は見えないようだ 不意にすべて思い出しそうで 息ができないのは いつもそうで もう慣れてしまったんだ 慣れてしまったんだ そこにいるあなたが 愛されていてほしいよ 変わらないように、眠れるように あなたがいつか 忘れるすべての呪いが 心臓を喰ってしまわぬように たとえばそれが答えにならなくとも 良いと思った、どうか届いてくれ 今更もういらない 救いや日々の意味を為すもの そんなものでこの痛みが 晴れるものか 消えやしないだろう それでもあなたが あなたがいつか 忘れるすべての呪いが 心臓を喰ってしまわぬように 歌声に意味や名前が無くなっても 良いと思った、どうか届いてくれ わたしの宗教だ これが、わたしの祈りだ