数えることが 多くなってく 捨て去るものが 日々増えていく こんな速さはあまりにも難しい いまならほんと 君に言えるよ 恥ずかしいけれど ちゃんと言えるよ 今は嘘だけどあの時だけは本当 きっと冗談みたいなこと いつだって自慢げに話す 誰よりも風になりたかった 最後の季節の繋ぎめは まるで映画みたいだったよね まるで夢みたいだったよね 思い出すだけで救われてと 君が怒ってくれたのならいいや あくまでこれは 予想だけれど 死ぬまでずっと 叶わないけど いつかお前って 呼んでしまってごめんなさい 季節に容易く 惑わされても 夜明けに軽く あしらわれても 埋めてくだけの幸せならいらない きっと冗談みたいなこと 軽率にいつでも話しちゃう 甥っ子に似ている木の前で 泣きそうに空を眺めている ダメなことたくさん見逃して 笑えないことを受け流して 思い出すだけじゃ変わらないと 君が怒ってくれたのならいいや
