当たり障りない言葉だらけで 歳をとってしまったらどうしよう 金も夢もない暮らしにいつか 笑ってお釣りを渡してたりしたら すぐにぶっ叩いてほしいんだって すぐに突き落として欲しいんだって 盗んだ酒と盗んだ肉で祝え 三回目の誕生日 案外こんなもんでいいんじゃない かって ぬかるみの上は心地よくて 優しい嘘と半端な金を集めて 新しい街へ渡るのだ いつかひとりぼっちになるんだって ほんとはそれがとても怖いって 旅のおかげで君は君でいれるさ それはそれでよかったね つらつら悩んで歳をとる 表現や生活や誰の命 いまさら誰かに怒っても 段取りはされてるから安心しなよ 公衆便所に書いてあった あんたのやってることは 嘘ばっかりだ 乾き乾き待ち焦がれたものへ 優しい電話が届いたよ 人間になれなくてごめんね 天才になれなくてごめんね 味のしない毎日に鐘をついた 四回目の誕生日 あいつはずっと待たされてるって 酒を飲みながら怒ってたけど 全部忘れてしまって 突然いなくなったよ 君が夏を取り逃したって 夜にもたれて倒れちゃったって あいつが部屋で待ってたものは ずっとなくならないんだよ つらつら悩んで歳をとる 表現や生活や誰の命 いまさら誰かに怒っても 段取りはされてるから安心しなよ
