深く刻まれた想いは 傷跡になって残る 純粋な心ほど弱く いつまでも記憶を生かす 旅立ちを告げた季節は 色褪せてもなお光る これまでの過去は明日に 必要な道であるけど せめて微笑んで 幸せを抱いて いい日々だったねと 同じ空に 君は ペールトーンの風に飛び乗って 遠い記憶となっていく ペールトーンの空が僕たちを 二度と会わせないように 優しく離した たがい違いのぬかるみは 足跡になって残る 純情は夜明けまで続き いくつもの時代を生きる 清く美しい軌跡は 色落ちてもなお魅せる これからの明日は昨日に 作られるものであるから だから口にして 幸せを掲げ いい日々だったよと 同じ空に 君は ペールトーンの風に跨って 違う道へと進んでく ペールトーンの空が僕たちを 二度と戻れないように 離した気がした 今よりも光る 過去を嘆いたら 悔しいけれど あの頃の色がふとちらついた 思い出は踊る 鮮やかなままに ビビッドなペンキで 今を塗ってくれ 君は ペールトーンの風に飛び乗って 遠い記憶となっていく ペールトーンの空が僕たちを 二度と会わせないように 優しく離した