あと少し生きれたら僕は 思い出の街へでかけよう 今更に後悔はなくて それなのに濡れてくる瞼 二人きりの架け橋を 崩しながら死を待つ午後 動く胸よ僕はまだ 明日の暮らしを… 時が来ると あなたの名も 思い出せなくなってしまうの それでもなお忘れないよう 頭に今を詰めて抑えた あと何日 あなたの名を 覚えていられるのでしょうか この涙も流れるうちは 大切にしていこうと思ったのです。 あと少し生きるなら僕は 笑おうか。 微笑んで泣いた 二人だけの思い出を 畳みながら過ごす日々よ 窓から見るお日様に 明日は叶わず… 時は来るの あなたの名も 思い出せなくなってしまうの それでもなお離さないよう 心を胸に握り抑えた あと何秒 あなたの名を 覚えていられるのでしょうか この涙が最期でしょうか 大切にしていこうと思ったのです。