まぶたのような月 中途半端な 月 同じような顔をしてみる 落ち切らない記憶が匂いに乗り移る 俯いてレモンをいじめてる まぶたのような月のような 丁度あなたのまぶたのような おはなし 握りしめて あたしはまだ あたしはまだ あなたが気にいるかどうか 気にしている 難しいような顔をしたような ふりをしてふりをして (ああ...)もうずぶ 濡れのコースターが 破れた船です 飴色のソファーに 焚き染める煙に 似合う顔を真似てみたい 落ち切らない匂いが 記憶にこびりつく ガムシロップをもてあそぶ 透きとおって喉が焼けるように丁度 わたしたちのこのかなしみのような 景色を 握りしめて あたしはまだ あたしはまだ あなたが気にいるどうか 気にしている 難しいような顔をしたような ふりをしてふりをしてでも 言葉を強請りたくは ないよ それなのにさそれなのにさ どうして どうして (ああ...)もう狭いテーブルが 灰皿の銀河と 結露の惑星に 阻まれて宇宙より宇宙より遠い...
